TOPコラム業界内からも注目される、ITを駆使した新しいカタチのお部屋探し。

コラム

2018年04月03日

業界内からも注目される、ITを駆使した新しいカタチのお部屋探し。

賃貸営業課 課長 武澤 和哉

2012年入社で今年7年目です。前職も不動産業界で賃貸仲介営業をしていました。入社当初は賃貸管理に関わり、現在は賃貸営業課の課長をしています。また昨年の2月からは、新たにVR(仮想現実)やAI(人工知能)といったITを駆使した賃貸物件のご案内に取り組んでいます。

入社して感じたのは、風通しの良さですね。社長や上司との距離が近く、いいと思ったアイディアを出しやすいんです。もちろん、いいアイディアならすぐ採用になる。ITを活用することになったのも、私から社長にVRの話をしたことがきっかけでした。もともとは「投資用物件の稼働率を上げるにはどうしたらいいか」という会議の中で思いついたアイディアで、もしWEB上に室内の写真を360度見渡せる画像があったら、お部屋探しをしているお客様に喜んで頂けるんじゃないかと思ったんです。

前職時代の悩みのひとつだったのは、とてもいい物件なのにご退去前のため内見ができず契約に至らないケースが多かったこと。しかし、VRがあればそうしたことも少なくなるのではないかと思います。遠方の方や、ご多忙でどうしても内見に来れないという方にも喜んで頂けるでしょうし、空室期間の短縮化によってオーナー様にも貢献できるサービスだと思っています。

武澤 和哉

 

今では各業界でVRの話題をよく聞きますが、発案当時はまだVRの認知があまりされておらず、初めて提案した時はほとんどの人が「ぶ、ぶいあーる?」みたいな反応でしたね(笑)。でも、詳しく説明すると社長も興味を持ってくれて、そこからとんとん拍子で「やってみよう」ということになりました。準備期間も含め、提案から半年もかからなかったと思います。こうしたスピード感や風通しの良さが、当社の大きな魅力のひとつだと思っています。

ITを駆使したもうひとつのサービスが、AIによるお客様への24時間対応の自動応答システムです。例えば、お部屋をお探しのお客様から「バストイレ別ですか?」という質問があれば、その答えをAIが判断しすぐに自動的に返信します。AIはやりとりを蓄積し学習していく技術であり、まだまだ発展途上の部分もありますが、我々が常にやりとりを把握していますので、自動で応答できない場合はスタッフが個別に対応しています。

不動産業界ではまだまだこうした取り組みは珍しく、最近では他社に管理を任せているオーナー様や企業様、メディアからの問い合わせも増えてきました。KDDI㈱様が開催したセミナーにもお呼び頂き講演をさせて頂いたり、全国賃貸住宅新聞で取り上げて頂いたりもしました。

セミナー風景
イタンジ株式会社様・KDDI株式会社様主催
「不動産×Web活用セミナー」(2017.11.28 渋谷ヒカリエ)
パネルディスカッション形式で講演させて頂きました。
「IT×不動産」については最先端のテーマとして不動産会社様からの関心も非常に高く、 多くの方にお集まり頂き大変有意義なセミナーとなりました。

 

少子高齢化や人口減少の影響や、例えばこの先、今のスマートフォンに代わる革新的な機器が登場するかもしれません。実際に携帯電話は凄まじい進化を遂げています。時代に合わせて不動産業界も変わっていかなければいけないと思います。これまでと同じやり方では入居者様やオーナー様に本当のご満足を提供できません。だからこそ、時代を先取った取り組みにチャレンジし、ご満足頂けるサービスを提供していきたいと思っています。

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