不動産投資でFIRE/女性の感性【FP大家コラム 連載第6回】

不動産投資で「FIRE」を実現できる?今回は「不動産投資で収入もあがれば、独立もできるって本当?」というテーマでお伝えします。 結論からお伝えすると、 不動産投資を始めたいという方の相談をお受けしていると、例えば たしかに、会社勤めは大変な一面もあります。上司や同僚に気を遣ったり、通勤電車に揺られる日々を過ごしたり・・・ 最近は「FIRE」(ファイア:Financial Independence, Retire Early/経済的に自立・独立し、会社勤めなど「サラリーマン」を早期リタイアすること)という言葉ももてはやされており、独立を目指したい気持ち、さらには、不動産投資だけで、FIREになれたらいいなという想いも良く分かります。 ただ、独立する前に、必ず考えて頂きたいことがあります。 この想いや準備などが整わない状態で独立したとしても、有り余る時間を持て余してしまい、毎日をぼんやりとすごすことにもなりかねないからです。 つまり、独立は、自分の夢ややりたいことを実現するための手段であって目的ではないのです。独立を目的にするというのは、今の会社勤めの生活などからの逃避でしかなく、辞めた後の、あなた自身の生活を潤す結果をもたらさないのです。 不動産投資で安定した収入が入ってくる状態ができると、精神的な安心感、ゆとりが生まれてきます。そのゆとりの気持ちがあると、会社勤めの生活も、また違った楽しさを感じられることもあります。 独立を目指すのは良いことだと私も思いますが、何のために独立をしたいのか、あなた自身の理想や生活プランを見つめ直すという視点を大切にしてください。 ※コラムはまだまだ続きます。ぜひ最後までお読みください。
大家業は、女性の感性を活かせる資産運用不動産投資のセミナーなどに参加されている方を見ると、その時にもよりますが、 「資産運用」「投資」という言葉から考えると、目的を定めてそれを狙うのが本能的に得意な男性の方が、興味や関心が湧きやすいからではないか、と思います。 ただ、「不動産投資」は、住まいを提供して、そこで生活する人を相手にしながら行う資産運用です。その点から考えると、男性よりも女性の方が、生活感や肌感覚を活かしやすく、取り組みやすいのではないか、と私は考えています。 「入居者の気持ちを考えてあげる」 住まいに何を求めるかは、人それぞれですが、大家業では、「人が集まりやすい街、借りてでも住みたい街」を選び、考えながら、部屋を保有することが大切だと私は考えています。 もちろん、私自身男性で大家をしていますし、男性に不向きとは言っていません。ただ、物件選びを考える際には、利回りなどの目に見える数字などの視点だけでなく、女性が住まい選びに求めるような視点も意識しながら考えることが良いのではないか、ということです。私自身、女性の気持ちになりきることはできませんが、できるだけ、その視点を忘れないように心がけて、大家業を継続しています。 借りて頂く入居者の立場で考えたとしても、女性に選ばれにくい部屋や物件の場合、入居希望者の候補が、それだけで約半分失っていると言っても過言ではありません。女性に選んでもらえる部屋であれば、男性にも選んでもらえる部屋でもあり、空室期間を極力抑え、安定した賃料収入を得られるということにもつながるのです。 「共感」「五感」「配慮」このようなキーワードが、大家業を続けていく上で、必要になる資質ではないか、と私は考えています。 ケセラセラ横浜:https://fpoffice-yokohama.com/
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