企業成長に期待できる企業！Recovery International株式会社にインタビューしてみた！

今回は2022年2月に上場したRecovery International株式会社にインタビューしてみました！

Q1.貴社の事業内容を簡単に教えてください

Recovery International株式会社は訪問看護サービス事業を展開しております。

訪問看護サービス事業とは、医療処置の必要な在宅療養者の元へ看護師が訪問し、医師により作成された「訪問看護指示書」に沿った処置やケアを行うものです。

現在は全国に22拠点の運営を行い、看護師やセラピストによる訪問看護サービスを提供しております。

Q2.貴社サービスの強みを教えてください

当社のサービスの最大の強みは「24時間365日体制での訪問看護サービス」にあります。

夜間や緊急時の出動等も素早い対応を心がけ、利用者様が安心して生活できるようサポートいたします。

一方で、上記を叶えている背景にはICT化による効率性の強化と、高い人材開発力があります。

FAXや紙ベースでの情報提供が今でも根強い医療業界において、当社ではFAXや郵送物をすべてクラウド管理し、問い合わせの電話は本社で一括対応することで、訪問スタッフが事務所の外にいても利用者様の最新の情報が社用端末から得られる環境を構築しています。

また、入職者の9割以上が訪問看護未経験の当社では、1対1でのチューター制度や同行訪問、当社で蓄積された訪問看護サービスの経験を独自の教育プログラムに落とし込み、座学やE-ラーニングでの学習により、約3ヶ月で一人で訪問できるよう人材開発を行っています。

Q3.企業理念・企業目標について教えてください

当社では以下の3つを企業理念に掲げております。

「もう一人のあたたかい家族」
どんな時でも家族は常に傍にいる、そんな家族のような存在になって歩んでいく

「在宅生活の安心を届ける」
24時間365日対応できる体制となり、誰が対応しても「安心」を伝えられる

「地域社会へ貢献」
画一的なサービスの提供をすることで在宅死、健康寿命の延伸を図っていく

Q4.貴社の福利厚生制度について教えてください

医療従事者の働きやすさを追求し、いくつかの福利厚生制度を制定しております。

1．1時間単位で取得可能な時間有給休暇
1～3時間単位で取得できる「時間有給休暇制度」を導入しています。
一日有給休暇や半日有給休暇も含め、フレキシブルな働き方ができます。

2．正社員への副業許可制度
正社員でも許可制で副業が可能です。お休みの日に講師を務めたり、NPOで活動をしたり、他施設で経験を積みながらスキルアップに励むスタッフも在籍しています。

これらの制度の他にも、訪問先から記録・連絡がリアルタイムで行えるように一人につき1台のスマートフォン貸与や電動自転車の貸与も行っております。

Q5.今後どのような企業に成長していきたいと思いますか？

日本では自宅で最期を迎えたいと希望する方が半数以上いますが実際は13.9％と、オランダ31％、フランス24.2％に比べるとかなり低い状況です。

この社会問題を解決するためには訪問看護が必要不可欠であり、地域包括ケアにおいても要となります。

当社では「もう一人のあたたかい家族」を企業理念の一つに掲げ、ご利用者様目線のサービスを追求しております。

まずは訪問看護ステーションのモデルケースとなり、2040年の在宅医療介護市場36.2兆円を見越して、ご利用者様のニーズに応えるようなサービスの提供を追求してまいります。

関わったすべての方に「リカバリーがあってよかった」と思って頂けるよう、そして訪問看護と言えばリカバリーと認識できるような企業にし、世に広く訪問看護の存在を知って頂けるよう目指していきます。

Q6.個人投資家やサービス利用者に向けて一言お願いします

当社の訪問看護サービスは、「利用者様一人一人が自宅で安心して医療を受けられるようにする」という使命のもとに運営されています。

これは投資家の皆様のサポートにより可能となり、私たちは皆様からのご高配に深く感謝しております。

訪問看護は、利用者様だけでなく、その家族やコミュニティ全体にも影響を与えます。

私たちはその役割を認識し、それに見合ったサービスを提供することを心がけています。

皆様の投資があってこそ、当社は必要なリソースを確保し、最良のケアを提供することが可能となります。

当社では皆様からの持続的なサポートと信頼に感謝し、これからも最良の訪問看護サービスを提供できるよう努力を続けていく所存でございます。