投資信託

200万円で始める投資信託!効果的なポートフォリオと運用方法を徹底解説

編集者:Money Theory編集部
200万円 投資信託

「200万円を預貯金だけで保有するのは不安…」「200万円を資産運用で増やしたい!」

運用資金で200万円を保有している方は、投資信託での運用がおすすめです。

投資信託は、投資家から募った資金をひとまとめにして、投資の専門家が代表して投資・運用する金融商品で、投資が不安な方でも低リスクに投資を始められます。

本記事では、200万円を元手に始める投資信託のポートフォリオやネット証券を紹介します。

【2023年最新】投資信託におすすめのネット証券・銘柄ランキング!選び方やメリットを初心者にも分かりやすく解説

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200万円から始める投資信託の基本

マネープラン

投資信託の概要と、200万円で資産運用を始めた場合のシミュレーションを紹介します。

投資信託の概要とシミュレーション
  • 投資信託とは
  • 200万円の投資で期待できるリターン
  • インデックスファンド・アクティブファンド

投資信託とは

投資信託は、投資家から募った資金を一つにして、投資の専門家が代表して投資・運用する金融商品です。

「信託」とは、個人の資産を他人に預けて、運用・管理を任せることを指します。

個別株のように詳細な知識がなくても、ある程度の運用を任せられる点が投資信託のメリットです。

投資信託とは?利益の出る仕組みやメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説

200万円の投資で期待できるリターン

200万円から投資信託を始めた場合のシミュレーションを、利回り3%・5%・8%で見てみましょう。

1年目 5年目 10年目 15年目 20年目
利回り3% 206万円 231万円 268万円 311万円 361万円
5% 210万円 255万円 325万円 415万円 530万円
8% 216万円 293万円 431万円 634万円 932万円

※複利効果ありで計算

利回り5%で20年間運用した場合、2倍以上の資産になり、増えた資金を別の金融商品に回すこともできます。

リスクを取ってリターンを得たい方は、利回り8%で20年間運用することで、約1000万円の資産を築くことも可能のため、早くから資産形成を始めるのがおすすめです。

インデックスファンド・アクティブファンド

投資信託を選ぶ際は、「インデックスファンド」「アクティブファンド」の違いを把握しておきましょう。

「インデックスファンド」は、比較的低コストで市場平均の運用成果を得られる特徴を持ち、日経平均株価やTOPIXなどに連動した組入銘柄のファンドです。

「アクティブファンド」は、投資の専門家が企業を調査・分析して、優良な企業を銘柄に組み込み投資を行うファンドです。

インデックスファンド アクティブファンド
運用目標 指数との連動を目指す 指数を上回る動きを目指す
組入銘柄 指数と同一の構成 調査や分析から優良な企業を選別
手数料 低い 高い

インデックスファンドは低コストで市場並みの成果を狙う方向きで、アクティブファンドは大きくリターンを狙う方向きのため、目的やスタイルに合わせて選択してください。

積立投資と一括投資の選択

資産運用

200万円を投資信託で運用する際は、一括で運用するか積立投資を行うか選択しましょう。

投資信託の運用方法
  • 積立投資のメリットとデメリット
  • 一括投資のメリットとデメリット
  • 200万円の運用に適した方法

積立投資のメリットとデメリット

積立投資は、一回の購入金額を抑えて安定的な運用を目指す、ローリスク・ローリターンの投資方法です。

メリット
  • 投資タイミングを分散させることで、運用成果がタイミングに左右されづらい
  • 損益の変動幅が相対的に少ない
デメリット
  • 短期間で大きなリターンは狙えない
  • 利益の変動幅が相対的に少ない

長期間をかけて安定的な運用を行うため、多額の資金を用意できない方や、低リスクに抑えて運用したい方におすすめな運用方法です。

一括投資のメリットとデメリット

一括投資は、運用初期から多額の資産を運用するため、高い収益を狙える一方で下落の可能性もある、ハイリスク・ハイリターンの投資方法です。

メリット
  • 短期間で大きなリターンを狙える
  • 利益の変動幅が相対的に大きい
デメリット
  • 投資タイミングが運用成果に左右される
  • 損益の変動幅が相対的に大きい

購入時の価格よりもファンドの基準価額が上昇した場合、資産総額もその分上昇するため、大きな利益を狙えますが、基準価額の下落時には資産総額も下落するため注意が必要です。

まとまった資金を元手に一気に利益を得たい方は、一括投資を検討しましょう。

200万円の運用に適した方法

200万円を投資信託で運用する場合は、積立投資が適しています。

一括投資は投資タイミングがシビアで、同銘柄でもタイミングによって運用成果が左右されるため、初心者の方は購入時の見極めが難しいです。

積立投資であれば、一定期間で決めた額を積み立てるため、投資信託の評価額が高い時は少ない量を、安い時は多く購入する「ドル・コスト平均法」で、運用を継続できます。

そのため、一括投資と比較した際に、長期的に保有口数が多くなる可能性もあります。

200万円でポートフォリオを組む際の注意点

200万円で投資信託のポートフォリオを組む際は、以下のポイントに注意しましょう。

200万円で投資信託のポートフォリオを組む際の注意点
  • 分散投資の重要性
  • 資産配分の考え方
  • リスク許容度と目標リターン

分散投資の重要性

金融資産における分散投資の組み合わせをポートフォリオを呼び、資産をどの金融商品に分散させて運用するかが大切です。

金融商品の「安定性・流動性・収益性」を考慮し、投資対象や地域などの観点から作成することで、リスク分散をさせて、安定した運用が可能になります。

しかし、同じ要因に対して値動きが連動する金融資産に分散しても、十分な効果が期待できないため、「金利・為替・社会情勢」なども参考にして設定しましょう。

資産配分の考え方

投資信託のポートフォリオを組む際は、リスク・リターンや投資信託の特徴を把握し、配分を決定しましょう。

主要な信託商品の「国内株式型投資信託」「国外株式型投資信託」「債券型投資信託」「REIT型投資信託」について、リスク・リターンの関係を紹介します。

国内 先進国 新興国
株式 国内株式 先進国株式 新興国株式
REIT 国内REIT 先進国REIT
債券 国内債券 為替ヘッジ
先進国債券
新興国債券
リスク・リターン

値動きの異なる資産に分散させたポートフォリオにすることで、長期で安定した運用ができるため、期間や目標金額に合わせて投資する資産を検討しましょう。

リスク許容度と目標リターン

投資では、リスクが大きい資産ほどリターンは大きく、リスクが小さい資産ほどリターンも小さくなる傾向があります。

金融商品や投資する国・地域、通貨によって、リスク・リターンは異なり、特に「新興国株式」や「新興国債券」は、ハイリスク・ハイリターンに分類されます。

積極的に利益を狙いたい方は、「外国株式型投資信託」「債券型投資信託」がおすすめです。

200万円で投資できるおすすめの投資信託

200万円から始められる投資信託商品を紹介します。

おすすめの投資信託商品の概要
  • 国内株式型投資信託
  • 外国株式型投資信託
  • 債券型投資信託
  • REIT型投資信託

国内株式型投資信託

国内株式型投資信託は、株式組入比率が70%以上で、主に国内株式で運用される投資信託です。

国内株式型投資信託のメリット
  • 上場株式やグロース株など幅広い範囲をカバーしている
  • 個別株よりも低価格
  • 分散投資を行いやすい

国内株式型投資信託は、「上場株式・中小株式・グロース株(成長株)・バリュー株(割安株)」までカバーしているため、個別株では手間のかかる分散投資も行いやすいです。

また、個別株は一口数万円〜数十万円かかる銘柄もありますが、国内株式型投資信託であれば、より低価格でパッケージ型の投資商品へ投資ができます。

外国株式型投資信託

外国株式型投資信託は、外国の企業が発行する株式が組み込まれた投資信託です。

外国株式型投資信託のメリット
  • 国際分散投資ができる
  • 今後の成長が大きく期待できる企業へ投資が可能
  • 世界的な大企業も投資対象

外国株式型投資信託は、先進国株式・新興国株式も投資対象のため、変動の方向性が異なる資産を組み合わせて、資産全体のリスクを低減させることが可能です。

また、先進国株式・新興国株式は値動きも大きいですが、今後の成長が期待される企業も数多く分類され、高いリターンも期待できるでしょう。

さらに、「Facebook」や「Apple」のような大企業も組み込まれるため、堅実に運用したい方はポートフォリオへ取り入れましょう。

債券型投資信託

債券は、国や地方自治体が事業拡大のために発行される有価証券で、債券型投資信託は債券が運用対象の投資信託です。

債券型投資信託のメリット
  • 株式よりも利益を予測しやすくリスクが低い
  • NISAやiDeCoも投資対象

債券型投資信託は、株式のように高いリターンを期待できませんが、将来の利益を予測しやすく、リスクを抑えた運用が可能です。

また、債券を直接購入する場合と異なり、NISAやiDeCoなどの非課税商品もラインナップされているため、低コストに抑えたい方は検討してください。

REIT型投資信託

REIT型投資信託は、投資対象先に不動産を取り入れた、不動産投資信託です。

REIT型投資信託のメリット
  • 少額(20万円〜100万円程度)から不動産へ間接的に投資できる
  • 物件管理の手間がかからない

通常の不動産投資では、数百万円〜数千万円の不動産投資ローンを組むケースがありますが、REIT型投資信託ではローンを組まずに不動産へ投資できます。

また、運用は不動産投資のプロが行うため、物件に通ったり管理を行ったりする手間もかからない点が魅力です。

投資信託のタイプ別おすすめのポートフォリオ

投資信託を200万円で始めたい方へ、タイプ別におすすめのポートフォリオを紹介します。

タイプ別おすすめポートフォリオ
  • コツコツ堅実に運用したい方
  • 積極的に利益を狙う方
  • 国内外へ資産をバランスよく持ちたい方

コツコツ堅実に運用したい方

積極的に利益を狙わず堅実に運用を行う方へ、おすすめのポートフォリオを紹介します。

投資期間 20年間
初期投資 200万円
毎月の積立金額 5万円
ファンド インデックスファンド
コツコツ堅実に運用したい方

「国内債券型」の割合を大きくし、安定性を重視したポートフォリオです。

「外国債券型」に、新興国債券を選択すると、リスクは上がりますがリターンも狙えます。

積極的に利益を狙う方

安定性よりも利益を重視する方に向けて、おすすめのポートフォリオを紹介します。

投資期間 10年間
初期投資 200万円
毎月の積立金額 10万円
ファンド インデックスファンド・アクティブファンド
積極的に利益を狙う方

「外国株式型」「国内株式型」で利益を大きく狙えるポートフォリオです。

リスクを抑えたい方は、インデックスファンドの割合を増やすことをおすすめします。

国内外へ資産をバランスよく持ちたい方

国際分散投資でリスク分散させたい方に向けて、おすすめのポートフォリオを紹介します。

投資期間 20年間
初期投資 200万円
毎月の積立金額 5万円
ファンド インデックスファンド
国内外の資産をバランスよく持ちたい方

国際分散を意識したポートフォリオで、「外国債券型」「国内株式型」を中心にしています。

リスクを取れる方は、「国内株式型」の配分を減らし、「外国株式型」の増配を検討しましょう。

【200万円運用】投資信託におすすめネット証券

200万円で投資信託を始めたい方に向けて、おすすめのネット証券を紹介します。

投資信託におすすめのネット証券
  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券

楽天証券

楽天証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
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取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円

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積立NISA 182銘柄
投資信託 2,651本
外国株 米国株式(4,667銘柄)/中国株式/ASEAN株
ポイント投資 楽天ポイント
取引ツール(PC)
  • マーケットスピード2
  • マーケットスピード
  • マーケットスピード for Mac
  • マーケットスピード II RSS
  • マーケットスピードFX
  • 楽天MT4
スマホアプリ
  • iSPEED
  • iSPEED for iPad
  • iSPEED FX
  • iSPEED 先物

楽天証券は、投資信託・現物取引・バイナリーオプションで楽天ポイントを活用できるネット証券です。

投信積立やキャンペーンによって、楽天ポイントが貯まる機会も多いため、普段利用できるポイントも効率よく貯められます。

また、「超割コース」の利用で業界最安値の手数料を誇っているため、手数料を気にせず投資信託を検討している方は、楽天証券での口座開設がおすすめです。

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SBI証券

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取引金額 10万円 50万円 100万円
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外国株 米国株式(5,600銘柄)/中国株式
ASEANなど9カ国
ポイント投資 Tポイント・Vポイント・dポイントなど
取引ツール(PC)
  • HYPER SBI
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  • 商品先物専用トレーディングツール
  • My資産
スマホアプリ
  • SBI証券株アプリ
  • SBI証券米国株アプリ
  • SBI証券FXアプリ
  • SBI証券先物・オプションアプリ
  • HYPER先物・オプションアプリ
  • 取引所CFD アプリ-くりっく株365
  • 国内株式向けスマートフォンサイト
  • かんたん積立アプリ
  • 投資信託向けスマートフォンサイト
  • SBI証券 スマートアプリ

SBI証券は、紹介するネット証券3社の中でも、取り扱い銘柄が最も豊富なネット証券です。

対象ポイントも「Tポイント・dポイント・Ponta・Vポイント」と幅広く、普段利用するポイントが貯まりやすい環境が整っています。

また、取引ツールやアプリの内容も充実していて、初心者から上級者まで愛されるネット証券です。

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米国株
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取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 0円 0円 1,100円
1日定額制

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新規デビュープログラム つみたてデビュー応援総額1億円還元キャンペーン
積立NISA 177銘柄
投資信託 1,632本
外国株 米国株式(1,056銘柄)
ポイント投資 松井証券ポイント
取引ツール(PC)
  • ネットストック・ハイスピード
  • 株価ボード
  • チャートフォリオ
  • アクティビスト追跡ツール
  • フル板情報
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