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【2024年】半導体銘柄ランキング!株主優待付きおすすめ銘柄や高配当株、企業の将来性まで徹底調査

編集者:Money Theory編集部
【2024年】半導体銘柄ランキング!株主優待付きおすすめ銘柄や高配当株、企業の将来性まで徹底調査

半導体は、スマホ・家電・自動車に用いられる現代の必需品です。

コロナ禍の巣篭もり需要増加によるゲーム産業の盛り上がりは、みなさんも記憶に新しいのではないでしょうか。

しかし、自動車産業では半導体不足により納車が遅れるなど、半導体はさまざまな形で話題になりますよね。

このような半導体の製造などに関連する企業の銘柄を、「半導体関連銘柄」といいます。

  • 半導体の銘柄を選ぶポイント
  • おすすめの半導体銘柄
  • 半導体関連の株を投資する上での注意点

この記事では、上記のポイントを踏まえて解説していきます。
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半導体とは

半導体とは、電気を通す「導体」と電気を通さない「絶縁体」の、中間の性質を持つ物質や材料です。

※広義では、半導体が用いられるトランジスタや集積回路(多数のトランジスタなどを用いて配線接続した回路)なども半導体と呼ぶ。

  • 情報の記憶
  • 数値の計算
  • 論理演算

など、高度な情報処理機能を持ち、装置や電子機器の必需品といえるでしょう。

半導体需要は5Gの普及や、電気自動車の促進で高まる一方ですが、供給が追いついていないのも事実です。

アメリカの禁輸措置・工場での生産能力の不足・ウクライナ情勢の影響などさまざまな要因がありますが、日本国内でも多くの企業が供給強化に向けて動いています。

このことからも半導体関連の銘柄は、今後の伸びが期待できるおすすめの業界といえるでしょう。

半導体銘柄の選び方

ここからは、半導体の銘柄を選ぶポイントを紹介します。

  • 業績
  • 株価の水準
  • 配当
  • 株主優待

上記のポイントを意識して、銘柄選びをしてください。

業績

一つ目のポイントは、企業の業績に注目する点です。

半導体の需要は増す一方で、最新本決算実績の過去最高益更新額では東京エレクトロンがランキング一位となりました。

また、関連商品の出荷も増加し、生産ラインの増設を整えています。

半導体の関連銘柄では、コロナ禍の影響もあり、業績を大幅に伸ばす企業もあります。

今後の業績を見極め、適切に銘柄を選べば、大幅な売却益を期待できるでしょう。

株価の水準

二つ目のポイントは、株価の水準に注目する点です。

半導体の関連株は、2020年頃の巣ごもり需要とデジタル化の影響で、株価、業績を大幅に向上させました。

年々上昇傾向にあったSOX指数も、2020年に急騰しています。

※SOX指数…米国の主要な半導体関連の銘柄を参考にした株価指数を指す。日本の半導体関連銘柄へ投資する判断材料にもなり、日本銘柄の株価もSOX指数の影響を受けやすい。

しかし2022年に入り、半導体関連株の銘柄は急激な下落を迎えます。

  • 業界の伸び悩みが表面化しだした
  • アメリカの金利急上昇を警戒したことにより、半導体の関連銘柄が多く売却された

株価は、将来の業績に先行して影響を受ける傾向があり、2021年までの伸びはすでに予測されていたと考えられます。

以降の伸び悩みを懸念した投資家が、こぞって売却したことで、2022年の下落につながったのでしょう。

しかし、売却が集中したことにより、割安となっている銘柄も多数あります。

中には、伸びを期待できる銘柄も多数あるので、将来期待できる銘柄への投資を心がけましょう。

配当

三つ目のポイントは、配当の利回りに注目する点です。

配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合を示した指標で、1株あたりの年間配当金を、現在の株価で割って求められます。

株価が2000円、年間配当金が20円の場合、配当の利回りは1%となります。(20÷2000)

基本的に、株価の下落とともに配当利回りは上昇します。

余剰金の配当を企業が減少させるなどリスクはありますが、配当金は株価上昇の値上がり益よりも信用できるため、配当利回りに重視した投資をおすすめします。

株主優待

4つ目のポイントは、株主優待の内容で銘柄を選ぶ点です。

株主優待は、株式の保有数に応じて返礼品をいただける制度です。

半導体の関連銘柄へ投資した場合、株式の保有数に応じて、株主優待の優待品を受け取れる銘柄もあります。

半導体銘柄おすすめランキング

つづいて、半導体の関連銘柄を紹介します。

  1. 東京エレクトロン
  2. 新光電気工業
  3. フェローテック
  4. アドバンテスト
  5. マクニカホールディングス

銘柄の株価や配当利回りも掲載しているので、銘柄選びの参考にしてください。

1位:東京エレクトロン(8035)

東京エレクトロン
名称 東京エレクトロン(8035)
株価 47,670円
配当利回り 3,33%
株主優待の有無 無し

東京エレクトロンは、半導体製造装置で世界4位の売り上げを誇る企業です。

主な事業内容は、製造の前工程で必要となる、装置の製造・販売を強みとしています。

特に、紫外線に反応する薬液(フォトレジスト)を現像・塗布するコータ/デベロッパと呼ばれる装置は、世界シェア91%を占めています。

今後、東京エレクトロンへの長期投資を検討している方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 半導体市場の減退を織り込んでいるので、目先の業績予想に対するPERは低い
  • 今後、急上昇する確率は低いが、その分リスクも低い
  • 半導体市場の成長で、製造メーカーの東京エレクトロンも伸びる可能性

総合的にみて、東京エレクトロンへの投資は、長期的に有利といえます。

2位:新光電気工業(6967)

新光電気工業
名称 新光電気工業(6967)
株価 3,875円
配当利回り 1,29%
株主優待の有無 300株以上の保有で長野県・新潟県の特産品の贈呈あり

新光電気工業は、長野県に本社を置く半導体関連メーカーです。

主な事業内容は、半導体用リードフレームやフリップチップパッケージなどの製造・販売などを強みとしています。これらの「半導体パッケージ」は、エレクトロニクス製品のICチップを他の部品と電気的に接続し、能力を最大限に引き出す役割を担っています。

新光電気工業への投資は、株主優待の贈呈を受けられます。株主優待の内容は、以下の通りです。

  • 300株以上1000株未満の保有…3000円相当のオリジナルギフト
  • 1000株以上の保有…6000円相当のオリジナルギフト
    (いずれも1年以上の継続に限る)

オリジナルギフト以外にも、社会貢献活動へ寄付もできるので、優待品が気になる方におすすめです。

3位:フェローテックHD(6890)

フェローテックHD
名称 フェローテックHD(6890)
株価 3,095円
配当利回り 3,23%
株主優待の有無 無し

フェローテックHDは、東京都に本社を置く半導体関連メーカーです。

主な事業内容は、サーモモジュール・パワー半導体用基盤などを手掛け、特に真空シールの世界シェアは65%を誇ります。

海外売り上げ比率は86%で、その経営はアジアにとどまらず、欧米でも戦略的に広がります。

フェローテックHDの株価は、2022年以降下落傾向にありましたが、自動車のEV化・自動運転技術の普及などにより今後の伸びが期待できるでしょう。

しかし、投資する上でのリスクも考えておかなければなりません。

  • エレクトロニクス産業の製品需給動向、設備投資の動向に目を向ける
  • 自動車産業の新車販売台数

フェローテックHDをはじめとする半導体業界は、他の産業に引っ張られる傾向も強いので、上記を参考にして投資をオススメします。

4位:アドバンテスト(6857)

アドバンテスト
名称 アドバンテスト(6857)
株価 11,350円
配当利回り 1,19%
株主優待の有無 無し

アドバンテストは、東京に本社を置く半導体関連メーカーです。

半導体デバイスの測定器などを手掛ける半導体検査装置メーカーで、半導体試験装置市場で世界トップのシェアを持つ大手の半導体関連メーカーです。

また、テストシステムに関連する種編機器なども取り扱っています。

2022年以降、SOX指数の悪化により、アドバンテストの株価も下落傾向にあります。

しかし、自動車のEV化・自動運転技術の普及により、株価上昇が予想できるでしょう。

5位:マクニカホールディングス(3132)

マクニカHD
名称 マクニカホールディングス(3132)
株価 3,640円
配当利回り 3,57%
株主優待の有無 100株以上の保有でQUOカードなど贈呈あり

マクニカホールディングスは、神奈川県に本社を置く半導体商社です。

2022年3月期の売り上げ高が7,618億円で、国内の半導体商社として最大手となりました。

マクニカホールディングスへの投資は、株主優待の贈呈を受けられます。

株主優待の内容は以下の通りです。

  • 100株以上200株未満の保有…QUOカード1000円分
  • 200株以上500株未満の保有…カタログギフトもしくは優待クラブオフサービスのいずれかを受け取り
  • 500株以上の保有…カタログギフト、優待クラブオフサービスの両方を受け取り

優待クラブオフサービスは、レジャーやグルメを割安で利用可能なので気になる方はチェックしてください。

半導体銘柄の取引におすすめの証券会社

半導体関連の銘柄を売買する際、おすすめの証券会社を紹介します。

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券

証券会社選びは、それぞれの会社ごとに特徴が異なります。

自分が重視したいポイントをチェックして、証券会社を選んでください。

楽天証券

楽天証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円
0コース(信用取引込) 0円 0円 0円

キャンペーン
米国株取引手数料(実質)無料プログラム 投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン

まずおすすめしたい証券会社は、楽天証券です。

楽天証券で投資を行うメリットは、以下の4つが挙げられます。

・手数料の安さ
・取引ツールの利便性
・投資情報が充実している
・楽天経済圏を利用してお得に投資ができる

楽天証券は、取引手数料が安価で、1日定額コースからを使えば手数料がかからず投資を始められます。

また、備え付けの取引ツールである「MARKET SPEEDⅡ」を使えば、無料で情報収集から発注まで1画面で完結できます。

楽天経済圏で生活している方であれば、ポイントの付与でさらにお得にできるでしょう。
楽天証券の口コミ・評判まとめ!他社と比較したメリット・デメリット

SBI証券

SBI証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
FX取引!キャッシュバックキャンペーン SBI証券でiDeCo始めちゃおう!キャンペーン

続いておすすめしたい証券会社は、SBI証券です。

SBI証券で投資をするメリットは、以下の4つが挙げられます。

  • 国内株式の手数料が安価
  • IPOの取り扱い銘柄の豊富さ
  • 米国株投資に向いている
  • iDecoのラインナップの豊富さ

SBI証券は、国内株式が安価で、「スタンダートプラン」と「アクティブプラン」から選べて、どちらも業界最低水準の手数料で取引可能です。

また、IPOも豊富で 2022年のIPO取り扱い数は、業界最多の117社と約97%の銘柄をあります。

さらに、iDeCoの取り扱い数も豊富で、管理手数料が無料で運用でき、加入者数は業界1位なので迷っている方はSBI証券での投資を検討しましょう。
SBI証券の評判・口コミはやばい?口座数NO.1の理由やメリット・デメリットを徹底解説

松井証券

松井証券
総合★★★★★ 4.0
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 0円 0円 1,100円
1日定額制

キャンペーン
新規デビュープログラム
つみたてデビュー応援総額1億円還元キャンペーン

つづいて、おすすめしたい証券会社は、松井証券です。

松井証券で、投資をするメリットは、以下の4つが挙げられます。

  • 初心者向けのアプリやツールが充実している
  • サポート体制がしっかりしている
  • 1日の株式約定代金の合計が50万円以下であれば手数料がかからない
  • 投資信託の保有額に応じたポイント、現金が毎月受け取り可能

松井証券では、「株アプリ」「マーケットラボ」といった、リサーチから発注まで行ってくれる無料ツールを利用できます。

また、サポート体制も充実しています。

証券業界の「問い合わせ窓口格付け」では、12年連続で最高評価「三つ星」を獲得するほどの充実性を誇っています。
松井証券の評判・口コミはどう?サービス内容や取引手数料の評価を徹底調査

半導体銘柄で投資する際の注意点

半導体関連の株を投資する上での注意点は、3つあります。

  • 元本割れのリスクを考慮する
  • 分散投資を意識する
  • 株主優待の内容だけで選ばない

注意深く投資を進めていかなければ、思わぬ損益を生む可能性もあります。事前に確認し、リスクヘッジを計画しておきましょう。

元本割れのリスクを考慮する

元本割れリスクは、手元に戻る金額が、投資金額よりも減額してしまうリスクをいいます。

一般的に、金融商品の価格変動により、当初の投資金額を下回り元本割れが発生します。

株式は、収益性の期待値が高いですが、元本割れするリスクも考慮しなければなりません。

その反面、元本保証されている金融商品は、収益性が低く安全性は高い特徴があります。

  • 購入する銘柄が元本保証の対象か
  • 元本割れの可能性が高い、低い

以上の点を考慮して、銘柄を選びましょう。

分散投資を意識する

リスクを避けるためにも、銘柄の分散を意識した投資を心がけましょう。

1社だけでなく、複数社の株式を保有することで、1社が倒産など存続の危機に陥った場合に備えることが可能です。

資産は減るかもしれませんが、全くのゼロになるリスクは回避できるでしょう。

分散投資では、4社など投資対象を多数に分けておいた方が有利になります。

大金を1社に入れるのではなく、少額で分散させるのを意識してくださいね。

株主優待の内容だけで選ばない

株主優待の内容だけをみて、投資先を選ぶのは避けましょう。

優待品目当てで株式投資を行う人の特徴に、株価変動を気にしないという点が挙げられます。

優待内容が人気の銘柄は、権利取り直前に株価が大きく上昇します。

年1回だけ人気優待を贈呈する銘柄は、より株価の状況が変動するでしょう。

しかし、上がり幅も大きい分、権利取り直後の株価は下落が激しくなる傾向が強いです。

権利取り直前に優待内容目当てで投資した方は、この下落に巻き込まれるリスクがゼロではありません。

余裕を持って権利取りの1〜2ヶ月前の投資を心がけましょう。

株主優待の中には、とても魅力的な商品が多くあります。

しかし、リスクも潜んでいることも忘れないでくださいね。

半導体銘柄は将来性も考慮して投資しよう

  • 半導体の製造などに関わる銘柄のことを「半導体関連銘柄」と呼ぶ
  • 証券会社は、手数料無料やツールを確認し自分にあったものを選ぶ
  • 分散投資や元本割れを避けられる投資を心がける

半導体関連の銘柄は、需要の拡大により今後の伸びが期待できます。

しかし、供給不足や世界情勢により、状況把握がしづらいのも難点でしょう。

確実に利益を出すためにも、今後の情勢などを考慮して、投資先を検討してくださいね。

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