仮想通貨

ビットコインのガチホで利益が10倍越え!長期保有でレンディングサービスによるローリスク運用ができる

編集者:Money Theory編集部
ビットコインのガチホで利益が10倍越え!長期保有でレンディングサービスによるローリスク運用ができる

仮想通貨界隈では、ガチホという言葉が良く聞かれます。これは「ガチでホールドする」の略で、ビットコインを長期保有することを指します。

株やFXなどの投資では短期での売買や細かい損切りを積み重ねることで収益を得るケースが多いですが、ビットコインはレンディングサービスなどの特性が使えるため、長期保有のメリットが大きいです。

今回は、ビットコインをガチホするメリットについて詳しく解説していきます。

ビットコインをガチホする4つのメリット

ビットコインのガチホには、大きく4つのメリットがあります。

長期保有の魅力をここから、一つずつ紹介していきます。

今後の大幅な値上がりが期待できる

株やFXと違い、ビットコイン市場は未成熟で、注目度は年々増しています。

ビットコインを長期保有しておくことで、購入時では考えられないほどの時価総額にアップする可能性があるため、将来性に賭けてガチホする人も多いです。

ビットコインは市場がある程度成熟してきていますが、ビットコイン以外の暗号通貨であるアルトコインはまだまだ時価総額が低いので、ガチホして一攫千金を狙う利用者が増えています。

チャートに張り付いて細かい推移をチェックせず済む

仮想通貨をガチホする場合、数秒・数分単位の細かいチャートの動きに気を取られる必要がありません。

ガチホは長期的な視点での投資になるため、本業や旅行などの時間に目を離しても大きな問題が起こりにくく、チャートに張り付くあまり他に影響が出たり、依存症になったりするリスクを抑えられます。

短期売買は時間の拘束だけでなく精神的なストレスも大きいので、副業でビットコイン投資を始めたい方にはおすすめしません。

レンディングサービスで金利分の利益を得られる

ビットコインをガチホすると、レンディングサービスによって利益の積み上げが可能です。

レンディングサービスでは、保有する仮想通貨を取引所経由で貸し出すことで、金利分の利益を得ることが出来ます。

貸し出す限り利益を得られるので、比較的リスクの少ない投資方法です。

ただ、レンディングした仮想通貨は取引に使用できないので、取引に使用する分の通貨は確保しておく必要があります。

課税のタイミングを減らせる

仮想通貨をガチホしている間は売買が発生しないので、税金の支払いが発生しません。

  • 仮想通貨を売って利益が確定したタイミング
  • 仮想通貨を他のものと交換したタイミング
  • 仮想通貨を違う仮想通貨と交換したタイミング

短期取引では手数料や税金との兼ね合いも考えなければならず、コストのほうが多く赤字になる恐れもあります。

また、課税の回数が増えるほど納付漏れなどのリスクが多くなるので、税金未納に注意したい方はガチホで安全に利益を狙うのも一つの手です。

ビットコインのガチホで成功するポイント

ビットコインのガチホは、どんな通貨でも上手くいく訳ではありません。

ガチホを成功させるために抑えておきたいポイントを解説していきます。

将来的な値上がりが見込める通貨を選ぶ

ガチホは将来的に大きな値上がりの見込める通貨を選ぶのが鉄則になります。

値上がりしない通貨を選ぶと、売買で損失が確定してしまうので所有し続ける、いわゆる塩漬け状態になってしまいます。

ビットコイン・アルトコインは市場が未成熟なので、ニュースで注目が集まると投資家が殺到して、一気に上昇するケースが多いです。

ビットコイン初心者は、ニュースやメディアで注目されている通貨を選択しましょう。

保有期間と目標価格を設定する

ビットコインのガチホが良いと分かっていても、実際の取引で長期保有し続けるのは簡単なことではありません。

ビットコインは短期でも値動きをし続けるので、目先の利益を我慢できなくなりトレードしてしまう方は多いです。

また、値動きが激しい時は「このまま保有していると損失が大きくなるのではないか」という不安から、損切りに走ってしまうケースも多くあります。

ガチホをする前に保有期間と目標価格を設定したら、そのルールを必ず守る覚悟が必要です。

現物取引を選ぶ

仮想通貨取引は、資産と同価格のビットコインなどを購入する現物取引と、必要証拠金にレバレッジをかけて相当分のビットコインなどを購入する証拠金取引に分かれます。

証拠金取引は現物の資産より高い価値の取引が出来るので、より大きな利益が見込めます。

一方で値動きの影響を受けやすく、ロスカットで退場する恐れも高まります。

ガチホはとにかく長期間マーケットに残り続けることが大切なので、現物取引がおすすめです。

利益率は下がってしまいますが、レンディングサービスと併用することでカバーできます。

特徴の違う銘柄で分散投資をする

ガチホは長い時間をかけて仮想通貨を保有しますが、最終的に失敗してしまうとトータルの利益は0なので苦労が無駄になります。

こうした状況を避けるために、違う特徴の銘柄を複数保有して分散投資するのがおすすめです。

例えば日本国内で仮想通貨の取締が強化された場合、国内の通貨は下落しますが、海外の通貨は下落しません。

このように分散投資をすることで、ガチホで利益を得られる確率をアップできます。

ガチホは最低でも1年以上を想定する

ガチホは最低でも1年以上の長期保有を想定する必要があります。

市場の安定しない新興通貨は、メディアなどで注目されて投資家の参入が増えて、口コミが広がって初心者・中級者も参入してくるという流れに乗じて上昇します。

ビットコインも2017年から10倍以上の値上がりを見せていますが、大きく推移し始めたのは注目されてから約1年経ったタイミングです。

ビットコインの動き方とガチホの基準を知っておけば日頃の値動きにストレスを感じる必要はないので、事前に把握しておきましょう。

ガチホにおすすめの仮想通貨4選

リップル(XRP)

リップル(XRP)

リップルは2021年時点で時価総額4位を誇る仮想通貨で、今後更に市場が拡大すると予測されています。

ビットコインと違い、発行するリップル社がデータや機密情報を保有する新しい仕組みで、リップル社の意向で価格変動が起こるリスクがある一方で、ハッキングなどのリスクを最低限に抑えることが出来ます。

また、リップルは上記特徴に加えて世界の金融機関と提携しているなど安定性が強く、仮想通貨界の基軸通貨として期待されています。

また、2021年現在は投資家による投機取引の割合が多いので、金融機関からの資本投入で大きく値上がりする可能性を秘めています。

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH

イーサイリムは、かつては多くある仮想通貨の一つでしたが、2020年12月にアップデートが実装されて機能性が大幅に向上されました。

ビットコインの値動きに連動した価格推移を見せるので、リップルなど独自の特徴を持つ通貨と合わせた分散投資が可能です。

今後が注目される仮想通貨ですが、規制に大きく影響されるため不安定な要素もあることを把握しておきましょう。

ライトコイン(LTC)

ライトコイン(LTC)

2020年以降に価格の高騰を見せた仮想通貨で、PayPalなどとのサービスとの連動も注目されています。

発行上限がビットコインの4倍を誇る流通量の多さで、日常での決済に対応しているという特色があり、注目されています。

送金・決済手段として、今後より注目される可能性があります。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインから分岐された仮想通貨で、従来のビットコインの約8倍の量を同じ時間で取引することが出来ます。

決済手段としてビットコインよりも優れた特徴を持ち、ビットコインの可能性を広げるとして、今後の動向が注目されています。

決済通貨としてどれくらい一般向けに普及するのか、今後に期待です。

ビットコインをガチホする時の注意点

ビットコインのガチホは近年注目されている取引手法ですが、注意点を抑えておかないと失敗する恐れがあります。

ここからは、ガチホを始める前に知っておきたい注意点を紹介します。

せっかちな人はストレスを感じやすい

ガチホは1年以上の長期保有を見込んだ手法です。

保有している間の実質的な利益は0なので、短期間で利益を得たい方には不向きな手法となります。

また、ガチホを始めたらチャート上にトレードチャンスが到来しても放置する必要があるため、せっかちな性格の人は我慢できないケースも多いです。

毎日チャートを見る必要がないため精神的ストレスを抑えやすいという利点がガチホにはありますが、人によってはトレードを我慢することでストレスが溜まる可能性があります。

ハッキングや盗難リスクに注意する

ガチホは保有する仮想通貨を1年以上かけて増やしていくので、途中で取引所の不具合などで通貨が無くなってしまったら苦労が水の泡になってしまいます。

Coincheckで起こったハッキング事件など、仮想通貨の盗難事件は世界で報告されており、未だ完全なリスク撲滅には至っていません。

リスクを避けるために高いセキュリティ機能を持つ通貨取引所を利用したり、分散投資をしたりする必要があります。

銘柄選びは慎重におこなう

前述の通り、ガチホでは特徴の違う仮想通貨で分散投資をするのがおすすめです。

ただ、初心者からすると、どの通貨で分散投資をすれば良いのかが分かりにくく、値動きの似た通貨を選んでしまう可能性があります。

値動きの似た通貨は分散投資にならず、下落傾向に陥ると共倒れになるケースも多いです。

値動きの特徴は通貨ごとの説明を見ただけでは分からないので、実際に動きを観察してみる時間が必要です。

取引所の経営状況は定期的にチェックする

ガチホではチャートの小まめな動きを確認する必要はありませんが、取引所の運営会社のニュースは定期的にチェックしておくことをおすすめします。

なぜなら、仮想通貨を保有している最中に取引所が倒産したり、グレーな営業をして停止に追い込まれたりするケースが世界中で報告されているためです。

ビットコインは取引市場だけでなく業界も未成熟なため、脆弱な経営基盤を持つ新規参入会社も多く存在します。

取引所を選ぶ時は経営基盤をしっかり確認し、取引中もチェックをしていきましょう。

ガチホは明確な目的を持って実施しよう

ガチホは長期保有で利益を稼ぐ手法ですが、ただ長期保有をしているだけでは収益化は出来ません。

通貨の将来性や推移をチェックしないと容易に塩漬けになってしまうため、明確な目的を持って判断する必要があります。

事前に戦略をしっかり立てて、根拠に基づいた長期保有をしていきましょう。