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【2024年最新】つみたてNISA口座開設がおすすめの銀行ランキング!証券会社との違い・銀行系のおすすめポイントを紹介

編集者:Money Theory編集部
【2024年最新】つみたてNISA口座開設がおすすめの銀行ランキング!証券会社との違い・銀行系のおすすめポイントを紹介

非課税制度の1つに当たるつみたてNISAに対応した口座開設ができるのは、楽天証券やSBI証券などのネット証券でのみ開設できると思っている方が少なからずいらっしゃいますが、つみたてNISAに対応した非課税口座の開設ができるのは、メガバンクなどの銀行に加えて、大手総合証券会社と呼ばれる金融機関でも口座開設が行えます。

今回は、つみたてNISA対応の非課税口座が開設できるおすすめの銀行をランキング形式で紹介すると同時に、ネット証券との違いを解説します。

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つみたてNISA口座の開設ができるおすすめの金融機関比較表

ここでは、つみたてNISA対応の非課税口座が開設できる金融機関の取り扱い銘柄数と最低積立金額、自動匹落ちしサービスの可否などをまとめた一覧表になります。

会社名 イオン銀行 三菱UFJ銀行 りそな銀行 ゆうちょ銀行 みずほ銀行
イオン銀行NISA 三菱UFJ銀行 NISA りそな銀行 NISA ゆうちょ銀行 NISA みずほ銀行 投資
国内株式運用投信の取扱数 8本 4本 2本 1本 1本
取扱投資信託本数 20本 12本 8本 9本 3本
つみたてNISA対応銘柄本数 20本 12本 8本 12本 6本
最低積立金額 1,000円 1,000円 1,000円 1,000円 1,000円
自動引落サービス
店頭相談の可否 ×
※三菱UFJ信託銀行でのみ開催

つみたてNISA口座の開設ができるおすすめの金融

イオン銀行

イオン銀行NISA
総合★★★★★ 4.0
NISA
積立NISA
IPO
×
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 0円 0円 0円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
投資関連のキャンペーンは実施していません。
出金手数料 無料
注文チャネル web,店頭窓口
取引ツール(PC) インターネットバンキング
スマートフォンアプリ名
サポート体制 コールセンター,ロボアドバイザー,AIチャット,店頭窓口,ビデオ通話

イオン銀行のおすすめポイント

イオン銀行は、大手ショッピングモールを展開しているイオングループの傘下に当たる金融機関です。

当銀行で開設できる定期貯金口座と投資信託が行える口座を同時に申し込むと、貯金金利が優遇される特典が得られます。

投資信託が行える口座は非課税制度の一般NISAとつみたてNISAいずれかが開設できます。

中でも、イオン銀行は、銀行系で開設できるつみたてNISA口座で取引が行える金融商品数が豊富です。

さらに、毎月15日を積立期日にしているため、本職が忙しく、資産状況の確認ができない方でも地道に資産の積立が行えます。

また投資が初めての方でも、予約を取れば、近くの店舗で投資関連の相談ができます。

イオン銀行のおすすめポイント
  • つみたてNISA口座の保有、投信自動積立の口座振替などでイオン銀行スコアが貯まる
  • イオン銀行スコアに応じて、普通預金金利アップや他行ATM入出金・振込手数料が一定回数無料になる

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行 NISA
総合★★★★★ 3.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと
1日定額制

キャンペーン
投信つみたて(継続購入プラン)現金プレゼントキャンペーン
外貨定期優遇プラン など
出金手数料 無料
注文チャネル iPhoneアプリ,Androidアプリ,web,店頭窓口
取引ツール(PC) 三菱UFJダイレクト
スマートフォンアプリ名 三菱UFJ銀行
サポート体制 コールセンター,ロボアドバイザー,AIチャット,テレビ窓口,店頭窓口

三菱UFJ銀行のおすすめポイント

三菱UFJ銀行で開設できる一般NISA・積み立てNISAのそれぞれに対応した口座を開設して金融商品を購入すれば、取引額に応じて連携ポイントのPontaポイントが付与されます。

得られるポイントは積立金額1万円ごとに約30pt、運用商品の残高が50万円以上の場合、毎月約50ptが付与されます。

利用するには、スーパー普通預金に加入することが必須になりますが、Pontaポイントでポイ活を行っていきたい方におすすめです。

またつみたてNISAで購入できる商品数は、インデックスファンドが9本、アクティブファンドが3本の計12本で、うち、銀行系でアクティブファンドを扱っている金融機関の1つになります。

三菱UFJ銀行のおすすめポイント
  • 積立額1万円で30ptのPontaポイント付与
  • 運用商品残高50万円以上で50 Pontaポイント付与
  • 銀行系でクティブファンドを取り扱っている

りそな銀行

りそな銀行 NISA
総合★★★★★ 3.5
NISA
積立NISA
IPO
×
米国株
×
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと
1日定額制

キャンペーン
投資関連のキャンペーンは実施していません。
出金手数料 無料
注文チャネル iPhoneアプリ,Androidアプリ,web,店頭窓口
取引ツール(PC) マイゲート
スマートフォンアプリ名 りそなグループアプリ
サポート体制 コールセンター,ロボアドバイザー,AIチャット,店頭窓口

りそなのおすすめポイント

りそな銀行では、投資信託の保有のみならず、給与の受取口座先として活用することで、りそなポイントが獲得できます。

貯まったりそなポイントは、楽天ポイントや航空マイルなど。あらゆる場面で利用できるポイントに交換ができます。

つみたてNISAの口座開設にも対応しており、最低積立金額は1,000円から月1回の頻度で資産の積立が行えます。

また金融商品は、ネット購入のみならず、店頭窓口でも購入ができます。

担当者と相談しながら、資産の積み立てを行っていきたい方におすすめです。

りそなのおすすめポイント
  • 基本手数料がかからない
  • ネット・店頭窓口で金融商品の購入が可能

りそな銀行のつみたてNISAの評判は?メリットデメリットとおすすめの商品を徹底解説

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行 NISA
総合★★★★★ 3.0
NISA
積立NISA
IPO
×
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと
1日定額制

キャンペーン
投資関連のキャンペーンは実施していません。
出金手数料 無料
注文チャネル web,店頭窓口
取引ツール(PC) ゆうちょダイレクト
スマートフォンアプリ名
サポート体制 コールセンター,AIチャット,店頭窓口

ゆうちょ銀行のおすすめポイント

ゆうちょ銀行は、2007年に日本郵便の一員として生まれた普通銀行です。

ゆうちょ銀行で開設できるつみたてNISAで購入できるファンド本数は、9本と、証券会社と比較した場合、少ないと感じますが、いずれも投資初心者向けにセレクトされた商品になっています。

また購入は、ネットのみならず、店頭窓口でいつでも相談しながら購入が行えるようになっています。

相談医手数料も無料なので、右も左もわからないうちは大いに利用して投資関連の知識を身に着けるのに最適なサポートが得られます。

ゆうちょ銀行のおすすめポイント
  • 購入できる商品数が厳選されているので選びやすい
  • 専用窓口で相談と商品の購入が基本無料でできる
  • 通常預金口座持ちなら振込手数料無料で積立が行える

みずほ銀行

みずほ銀行 投資
総合★★★★★ 3.0
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
約定代金 最低手数料 100万円以下 500万円以下 1,000万円以下
コールセンター取引 2,750円 約定代金×0.92400% 約定代金×0.66000%+3,520円 約定代金×0.55440%+8,800円
インターネット取引 1,045円 約定代金×0.34650% 約定代金×0.24750%+1,320円 約定代金×0.20790%+3,300円
オンライン信用取引 無料※諸費用あり 無料※諸費用あり 無料※諸費用あり 無料※諸費用あり

キャンペーン
[オンライン金融商品仲介]みずほ証券個人向け国債のキャンペーン実施中!
出金手数料 無料
注文チャネル iPhoneアプリ,Androidアプリ,スマートフォンサイト,web,電話,店舗窓口
取引ツール(PC) みずほ証券ネット倶楽部
スマートフォンアプリ名 みずほ証券 株アプリ
サポート体制 コールセンター,店頭窓口,YouTube,ビデオ通話(「3サポートコース」のみ)

みずほ銀行のおすすめポイント

みずほ銀行は、三菱UFJ銀行とりそな銀行と同じメガバンクの一角にあたる金融機関です。

みずほ銀行で開設できるつみたてNISA対応口座で買い付けが行える金融商品の品数は、6本に絞られており、他の銀行系で購入できる金融商品数よりも少ないです。

しかし買い付けができるものすべてが基本手数料無料のノーロードになりますので、運用コスト軽減が図れます。

みずほ銀行のおすすめポイント
  • 取扱商品すべてがノーロード
  • アクティブファンドを取り扱っている
  • 月1万円以上の積立投資信託でATM時間外手数料0円

みずほ銀行の株価はなぜ安いのか?下落している原因と今後の株価変動を解説

つみたてNISAが開設できる証券会社と銀行との違い

前節で、つみたてNISA対応口座の開設ができる銀行を5社紹介してきました。

銀行系で始められるつみたてNISAと、楽天証券やSBI証券などのネット証券で開設できるつみたてNISA都では、同じ非課税制度であっても、個々で違いが見られます。

ここでは、それぞれに見られる違いを3つ紹介します。

取り扱い銘柄数

1つ目は、つみたてNISA口座を介して購入できる銘柄の本数です。

つみたてNISAを介して購入できる金融商品は、投資信託とETFの2種類に限られ、投資信託は、「長期運用・分散投資・積立」の3要素を満たした約215種類の銘柄内でしか購入ができません。

この条件は、ネット証券や銀行系を問わず、同じ条件下で運用を行っていきます。

しかし、取り扱い銘柄数に際はあれネット証券では最多数で184本で少なくとも50本以上の銘柄を取り扱っているにもかかわらず、銀行系はイオン銀行の20本が最多数となります。

本数が多いところほど、選択肢の幅が広がりますが、どれを購入したらいいのかが分からないという事態に見舞われます。

一方、品数が少ない場合、選択肢の幅が狭くなりますが、いずれも厳選された商品になるので、直感で銘柄選択が行えます。

最低積立金額

2つ目は、最低積立金額です。

つみたてNISAには、少額から資産運用ができるメリットを持ち合わせています。

そのメリットを活かしているのが、最低積立金額です。

ネット証券の場合、100円から資産運用が始められるところが多く、入金方法によっては、1,000円からを下限ラインにしているケースが多いです。

一方、銀行系では、1,000円から資産運用が始められるところが大多数を占めており、機関によっては、1万円以上の振り込みで手数料が無料になるなどの施策を設けています。

いずれも少額から始められるという点において、大きな差はないといえます。

積立頻度の選択肢

3つ目は、積立頻度の選択肢です。

つみたてNISAは、毎月・毎週・毎日の3通りの中から自分の経済状況にあった積立頻度の選択ができます。

ネット証券の場合、毎月・毎週・毎日の3通りの中から選べるところと、毎月・毎日などの2通りで積立頻度の選択ができます。

自分の経済状況と照らし合わせながら、資産の積立が行える一方、銀行系は、毎月のみの選択になります。

積立頻度の選択が1つに限られている以上、自由度はネット銀行に劣るデメリットがあります。

つみたてNISAの銀行変更の方法は?変更時の注意点と手順を徹底紹介

銀行でつみたてNISA口座の開設がおすすめの方

前節でつみたてNISA口座の開設ができるネット証券と銀行系の違いを解説してきました。

取り扱い銘柄数や最低積立金額、積立頻度など、様々な違いが両社に見られる中、銀行系でつみたてNISAの口座開設がおすすめという方の特徴をまとめると、以下のような考えを持っている方におすすめです

銀行でつみたてNISA口座の開設がおすすめの方
  • 相談しながら資産運用を行いたい方
  • 品数を絞って資産を積み立てていきたい方

相談しながら資産運用を行いたい方

1つ目は、相談しながら資産運用を行いたい方です。

ネット証券の場合、自分の目利きで金融商品を選ぶことが多く、購入した商品によっては、資産運用がうまくいかず、時間と非風枠を無駄にしてしまうケースに見舞われることが多いです。

しかし、銀行系は店頭窓口で専門家に相談しながら、資産運用が進められるメリットがあります。

また取り扱っている商品数もプロ厳選のモノになるので、前述した失敗に見舞われる可能性が低いです。

品数を絞って資産を積み立てていきたい方

2つ目は、品数を絞って資産を積み立てていきたい方です。

ネット証券で開設できるつみたてNISAで買い付けができる商品数は豊富で、選択肢の幅が広い一方、どれを購入したらいいのかが分からず、値動きが乏しく資産運用に向かない商品を買い付けてしまう可能性があります。

さらに、買い付けは投資の裁量と目利きで行うため、理想に近い資産運用ができない可能性が高いです。

一方、銀行系で始められるつみたてNISAで買い付けができる金融商品は、プロ厳選の元用意された金融商品になるので、前述した事故に見舞われる可能性が低いです。

加えて、基本無料でいつでも専門家に相談できる窓口の利用もできます。

商品数が絞られているおかげで、目移りすることなく、自分の投資スタイルや経済状況に合致した商品が選べるという点では、銀行系がネット証券よりも秀でているといってもいいでしょう。

不安や相談しながらつみたてNISAを行いたい方に銀行系はおすすめ

ここまで、つみたてNISA対応の非課税口座が開設できるおすすめの銀行をランキング形式で紹介すると同時に、ネット証券との違いを解説してきました。

つみたてNISAの解説は、ネット証券のみならず、りそな銀行や三菱UFJ銀行などの金融機関でも開設が可能です。

ただし、購入できる商品数が限られていたり、最低積立金額が1,000円からなど、ネット証券とは違う側面を持っています。

とはいえ、自分の投資スタイルに合致した商品の買い付けがスムーズに行えたり、基本無料で専門家に相談ができるなど、ネット証券にはないメリットも多数持っています。

つみたてNISAを始めるなら、銘柄本数が多く、選択肢の幅が広いネット証券がおすすめですが、相談しながら資産運用を進めていきたい方には銀行系つみたてNISAの利用がおすすめです。