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スワップポイントとは?スワップで利益を得る方法とメリット・デメリットを解説

編集者:Money Theory編集部
スワップポイントとは?スワップで利益を得る方法とメリット・デメリットを解説

FXを勉強していると頻出する用語がスワップポイントです。

難しそうな用語ですが、スワップポイントを知らなければFX取引を成功させることはできません。

今回は、スワップ狙いで利益を出す方法とそのメリット、注意点を詳しく解説していきます。

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スワップポイントとは?FX初心者にもわかりやすく解説

FXで利益を出す方法は、大きく分けて以下の2種類です。

  • 為替変動による2通貨の差で利益を出す
  • 外貨を持ち続けることで資金を増やす

FXでは、外貨を保有し続けるだけで利益を増やすことができるのです。

外貨保有で得られる利益は選んだ通貨ペアの政策金利の差によって決定します。この差がスワップポイントです。

高金利通貨を買って低金利通貨を売るとスワップポイントが高まる

スワップポイントは、買った通貨の金利と売った通貨の金利の差が大きい時ほど高くなります。

例えば、代表的な高金利通貨のトルコリラ(2019年2月の政策金利は年19.75%)と、年0.1%前後で丁重推移している日本円の政策金利差は、年18~15%ほどになります。

この時、高いスワップポイントが毎日付与されるようになります。

FX利用者の中には、むしろスワップポイント狙いで資産運用している方も一定数存在します。

スワップポイントのメリット

FXが他の投資と違う理由はスワップポイントだと唱える専門家もいます。

それくらい、スワップポイントは正しく理解すると武器になるのです。

スワップポイントにはどんなメリットがあるのでしょうか?解説していきます。

スワップポイントは毎日たまっていく

スワップポイントは、政策金利の差に応じて毎日たまっていきます。

そのため、通貨ペアの組み合わせによっては確実に毎日利益を出すことができるのです。

スワップポイント狙いの手法も利用できる

FXでは、スワップポイントをためることを目的とした方法もあります。

大きな利益を追求するのではなく、少額利益をコツコツと積み上げていくことで、リスクを減らして確実に利益を出すこともできます。

スワップポイント狙いの代表的な手法がサヤ取りです。サヤ取りとは、2つの口座で同じ通貨ペアを運用し、真逆の方向で取引をおこないます。

どちらかが損してどちらかが得するので、その分は相殺し、手元にスワップポイントのみを残すという方法です。

スワップポイントがあることで、FX取引のバリエーションが広がるのです。

スワップポイントのデメリット

スワップポイントは変動する

FX会社はほとんどがスプレッドを原則固定にしています。

その一方で、スワップポイントを固定にしている業者はおらず、基本的に毎日変動します。

思うようにスワップポイントが貯まらない可能性もあるので、注意しましょう。

FX会社・通貨ペアによってスワップポイントの設定は異なる

トルコリラと円の政策金利差が年18%だからといって、資金がその分増える訳ではありません。

スワップポイントは政策金利差に応じて、各社・各通貨ペアで決めたスワップポイントが付与される仕組みになっています。

適当にFX会社を選んでしまうと、スワップポイントが思うようにたまらない可能性もあるので注意しましょう。

マイナスのスワップポイントもありえる

逆に売り通貨の金利が買い通貨よりも高くなった場合、スワップポイントはマイナスになります。

この時は、マイナス分だけスワップポイントを支払わなければいけなくなります。

スワップポイントの設定はFX会社によって異なるため、少しの変動でマイナスになるところもあります。十分注意しましょう。

スワップポイントを得るには通貨ペアが重要

スワップポイントを得るには、どの通貨ペアを選ぶかが重要になってきます。

  • スワップポイントがもらえる通貨ペアは買い通貨の金利>売り通貨の金利

高金利通貨は、前述の通りトルコリラがその代表です。また、トルコリラほどではないですが、メキシコペソ・南アフリカランド・豪ドルも政策金利が比較的高いです。

売り通貨に設定する低金利通貨は日本円がおすすめでしょう。2016年にマイナス金利政策が提唱されてから、かなりの低調推移を見せています。

中・上級者におすすめなのはもちろん、特にFX初心者は自国通貨で取引したほうが分かりやすいのでおすすめです。

スワップポイント表の見方をわかりやすく解説

スワップポイント表の見方をわかりやすく解説
引用:FXプライムbyGMO

FX会社のスワップポイントは、上記のように表で書かれていることが多いです。

ただ、初心者がこの表を見ても何のことかサッパリ分かりませんよね。

スワップポイントを理解するためには、まずスワップポイント表の見方をしっかり習得しましょう!

表からスワップポイントの値を読み解く

上の表の1月6日のドル/円の列を見ると、以下のように書かれています。

【ドル売り円買い】
売り 買い
-65 35

こちらの数字につく単位ですが、表の下に以下のような解説がありました。

※ 1万通貨当り 単位(対円:円)(対ドル:ドル)(対ポンド:ポンド)(対豪ドル:豪ドル)

つまり「売り:-65」と書かれているのは、その日に1万ドルを売って円を買うと、1日65円の損失が出ることを示しています。

一方、円を売ってドルを買えば、35円もらえるということです。

これをスワップポイントにあてはめると、1万通貨分のドルを円で買った場合、1月6日は35円のスワップポイントがもらえるということになります。

通貨ごとのスワップポイントの特徴を徹底比較

通貨によっても、FX会社が設定するスワップポイントには違いが存在します。

その通貨が安定しているか、どう推移しているかによっても設定は変わってくるのです。

主な通貨ペア 特徴
ポンド/円 スワップポイントは小さい。EU離脱で大幅変動のリスクあり
豪ドル/円 相場は安定的。スワップポイントも比較的高い
米ドル/円 スワップポイントは拡大傾向。相場は最も安定的
南アフリカランド/円 スワップポイントは高いが不安定
メキシコペソ/円 スワップポイントは南アフリカランドに次いで高いが不安定
トルコリラ/円 政策金利は高いが近年下落傾向

新興国の通貨は基本的に政策金利が高く、スワップポイントも多くもらえます。

ただ、石油輸出や貿易産業などに依存しているケースも多く、相場が不安定なのがデメリットです。

安定性か高利益か、良く考えておきましょう。

スワップポイント狙いで高金利通貨を選ぶ際の注意点

スワップポイント狙いで高金利の通貨を選ぶ際は、前述の通り為替の変動に気を付ける必要があります。

相場の変動が大きいということは、その分ロスカットを受けるリスクも大きいということです。

ロスカットを受けて大損が確定したら、スワップポイントを貯めるどころの騒ぎではなくなってしまいます。

国際関係で不安を抱えている国の通貨は危険

2018年にトルコがアメリカから経済制裁を受けたのがきっかけで、トルコリラの価格が急落しました。

この時、トルコリラでスワップポイントをコツコツ貯めていたトレーダーは「地獄を見た」と語っています。

このように、中東やアフリカの新興国は国際問題を抱えているケースも少なくありません。

特にアメリカなど超大国と対立している際は、いつ対立が激化して相場が急落するか分からないのです。

通貨を選ぶ際は、こうした国際情勢も意識する必要があります。

インフレ状況を必ず確認する

政策金利が高くても、内容をしっかりチェックすると必ずしも良い状態ではないケースが多々あります。

例えば、日本のバブル経済も金利を引き上げていき、高騰しすぎたところで一気に引き締めたことがきっかけでおこりました。

単純に金利の高さ・低さを見比べるのではなく、なぜこの国の金利は高いのかに注目することで、リスクを軽減することができます。

ばら撒き政策に要注意

賃金の底上げや低所得者に向けた減税政策などを提唱する政権がトップに立つと、お金をする量が増えることでインフレが起こる可能性があります。

代表的な例がジンバブエでしょう。ムガペ政権が大量にジンバブエドルを発行したのがきっかけで、2008年には年率2億%ものインフレが発生しました。

高金利通貨として注目されているトルコリラも、現在エルドアン政権がばら撒き政策を実施している影響で、今後インフレが起こる可能性が十分あります。

新興国通貨はFX初心者には絶対おすすめできない

高金利の新興国通貨は、上で挙げたような様々なリスクがあり、相場はいつでも急落する可能性があります。

あまりにもリスクが高すぎるため、初心者がこうした通貨で取引をするのは避けたほうが良いでしょう。

スワップポイントの注意点

ここまでスワップポイントに関する詳しい説明をおこないましたが、当日や土日・祝日の売買ではスワップポイントがすぐつかないといった注意点も存在します。

運用する上で重要な話題なので、必ず把握しておきましょう。

ポジションの当日決済ではスワップポイントがつかない

FXで言う当日決済とは、ポジション保有からニューヨーク市場が閉まる前の午前7時まで、サマータイム期間中は午前6時までに決済することです。

当日決済ではスワップポイントが付与されないので注意しましょう。

FX会社によってスワップポイントが付与されるまでの時間が異なる

今日のスワップポイントがいつ付与されるのかに関しては、FX会社によって異なります。

時間がかかるところもあればスピーディにポイントが付くこともあります。

また、ポイントが付くのが早いFX会社でも、何らかの事情で付与までに時間がかかることも多々あります。

スワップポイントの付与が少しばかり遅れても良いように、余裕をもったスケジュール設定が大切です。

土日祝日のスワップポイントは繰り越される!スポット取引の仕組みを知ろう

FX市場は土日祝日は暦通り休みになります。休みの日でも365日スワップポイントは発生しますが、付与は休日中にはおこなわれません。

FXはスポット取引といって、注文が約定してから2営業日後に決済がおこなわれる仕組みになっています。そのため、後日まとめて休日分のスワップポイントも発生するようになります。

通常の土日であればそこまでリスクはないですが、GWのような長期休暇だと休み中はスワップポイントの付与が止まり、休み明けに一気に付与されることになります。

この仕組みを知らずに焦るようなことはないようにしましょう。

FXのスワップポイントは魅力的だがリスクもある

FX取引において、毎日利益が得られるスワップポイントという仕組みは非常に魅力的です。

ただ、高いスワップポイントを追求するあまり不安定な通貨に手を出し、大損する人も少なくありません。

スワップポイントは魅力的ですがリスクも大きいので、スワップ狙いの取引は初心者にはおすすめできません。

また、各FX会社のスワップポイントは異なるので、しっかり比較する必要があります。

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