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SBIネオトレード証券の信用取引は使いやすい?メリット・デメリットや手数料を徹底解説

編集者:Money Theory編集部
sbiネオトレード証券,信用取引

SBIネオトレード証券の信用取引はコストが安いため、投資家たちから人気です。

高性能な取引ツールが使える点も魅力となっています。

しかし、SBIネオトレード証券で信用取引をすると実際どの程度お得なのか、本当にSBIネオトレード証券で信用取引を始めるべきか、迷っている方も多いでしょう。

そこで今回は、SBIネオトレード証券の信用取引について詳しく解説します。

どんなメリット・デメリットがあるのか、手数料やその他のコストはいくらかかるのか具体的に説明しているので、本記事を参考にSBIネオトレード証券の利用を検討してみてください。

SBIネオトレード証券(ライブスター証券)の口コミ・評判はどう?手数料の評価なども解説

SBIネオトレード証券の信用取引情報

SBIネオトレード証券,信用取引
注文受付時間 平日: 5:30~15:00、16:00~翌3:30
土曜:5:30~翌3:30
日曜:7:30~翌3:30
注文種類 成行、寄成、引成、指値、寄指、引指、不成、逆指値S、逆指値M、OCO、IFD、IFDO
手数料 無料
総建玉限度額 20億円
1銘柄あたり限度額 10億円

SBIネオトレード証券は、以前ライブスター証券と呼ばれていたネット証券です。

もともとは更栄証券として、約70年前に設立された歴史があります。

得に株取引の手数料の安さを強みとしており、信用取引のコストも安いです。

では、SBIネオトレード証券の信用取引の概要を見ていきましょう。

手数料

信用取引手数料 完全無料
制度信用
買方金利
2.30%
※最良優遇金利:1.19%
一般信用
買方金利
2.75%
制度信用取引
貸株料
1.10%
入金手数料 ユーザー負担
クイック入金なら無料

まずSBIネオトレード証券の信用取引の大きな特徴は、手数料が完全に無料であるという点です。

高額取引をおこなったとしても、手数料は一切かかりません。

ただし金利や貸株料は別途発生します。

とはいえ、これらのコストも安くおさえられています。

特に制度信用取引の買方金利は2.30%と低く、大手ネット証券と比較してお得です。

さらに「制度信用取引金利優遇プログラム」の適用条件を満たせば、制度信用取引の金利が優遇されます。

最良優遇金利は1.19%です。

取引ツール

SBIネオトレード証券では、取引ツール「NEOTRADER」を用いた信用取引が可能です。

これは2023年10月末に登場した最新の便利なツールであり、PCダウンロード版とスマホアプリ版があります。

好きなデバイスから、多彩な注文機能と分析機能を駆使して信用取引が可能です。

スマホアプリ版はiPhone・Androidの両方に対応しています。

取り扱い商品

SBIネオトレード証券で信用取引ができる商品は、次の通りです。

信用取引ができる商品
  • 東京証券取引所の上場銘柄
  • ETF
  • REIT
  • ETN (上場投資証券)
  • 優先出資証券
  • ベンチャーファンド
  • カントリーファンド
  • インフラファンド

外国株式や海外ETF、地方単独上場銘柄は信用取引の対象外です。

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SBIネオトレード証券の信用取引のメリット

SBIネオトレード証券の信用取引の大きなメリットは、次の3点です。

信用取引のメリット
  • 信用取引の手数料が無料
  • 制度信用の金利が低い
  • 取引ツールが高性能

信用取引の手数料が無料

まず何といっても、信用取引の手数料が完全に無料であるという点は、SBIネオトレード証券の大きなメリットです。

一般的に信用取引では、1回の約定代金に応じて、取引手数料が発生します。

しかしSBIネオトレード証券なら、この費用が一切発生しません。

制度信用の金利が低い

信用取引の手数料が無料というだけでは、SBIネオトレード証券を選ぶ決め手に欠けると感じる方も多いはずです。

SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、立花証券なども、信用取引手数料が無料だからです。

しかしSBIネオトレード証券には、制度信用の金利が低いというメリットもあります。

通常の制度信用買方金利は2.30%です。

さらに大口投資家は、金利優遇プログラムの適用によって、最大1.19%まで制度信用の金利を引き下げられます。

取引ツールが高性能

SBIネオトレード証券の取引ツール「NEOTRADER」は、便利な機能をたくさん備えています。

たとえばPC版の「発注板ALL」から信用建玉を返済したい際は、ドラッグ&ドロップするだけです。

スマホアプリ版では、発注板からダブルタップで発注できます。

さらに、下記2つの設定をしておけば、アプリを立ち上げてからたった2タップで発注が可能です。

  • アプリが起動して最初に表示される画面を、発注板に設定
  • 確認画面が省略されるように設定

SBIネオトレード証券で口座開設する流れ

SBIネオトレード証券で信用取引を始めるには、信用取引口座の開設が必要です。

すでに証券総合口座を開設しているなら、NEOTRADE Wにログイン後、画面上部の「信用取引」タブから簡単に申し込みができます。

まだSBIネオトレード証券の口座を持っていない人は、次の手順で口座開設を済ませましょう。

証券総合口座と信用取引口座は、同時に開設の申し込みが可能です。

口座開設の流れ
  1. Webからフォームで申し込み
  2. 本人確認書類を提出
  3. 審査後ログインで口座開設完了

Webからフォームで申し込み

まず、公式サイトから口座開設の申し込みフォームを開きます。

画面に従って、必要な項目を入力していきます。

手数料プランを選ぶ項目では、1注文ごとに手数料が発生する「一律プラン」か、1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まる「定額プラン」を選びましょう。

1日に何回も株取引をおこなう場合、「定額プラン」がおすすめです。

また、口座を選択する項目もあります。

ここでは「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめです。

確定申告を自分でおこなう手間が省けます。

また、信用取引口座も開設したい場合、忘れずに「申し込む」へチェックを入れてください。

本人確認書類を提出

すべての項目に記入が完了したら、次に、本人確認書類・マイナンバー確認書類の画像をアップロードします。

提出できる書類は、マイナンバーカードや運転免許証などです。

あらかじめスマホカメラで撮影する、プリンターでスキャンするなどの方法でデータ化しておきましょう。

これで口座開設の申し込みは完了です。

審査後ログインで口座開設完了

申し込み後、約1週間ほど経過すると、SBIネオトレード証券から「ログインID等のご案内」が簡易書留で送られてきます。

同封されているスタートガイドを参考に、SBIネオトレード証券へログインしましょう。

初めてログインする際は、ログインパスワードの設定が必要です。

初期設定と口座への入金が完了次第、SBIネオトレード証券で取引を開始できます。

SBIネオトレード証券(ライブスター証券)の口座開設の流れをどこよりも丁寧に解説

SBIネオトレード証券の信用取引に関するQ&A

SBIネオトレード証券の信用取引に関する、よくある疑問に回答します。

よくある質問
  • SBIネオトレード証券の口座開設は条件等ありますか?
  • 口座開設までどのくらいの日数がかかりますか?
  • 信用取引の手数料は無料ですか?

SBIネオトレード証券の口座開設は条件等ありますか?

信用取引口座を開設できるおもな基準は、個人の場合、次の通りです。

信用取引口座の開設条件
  • 口座開設をする時点で、満18才以上
  • 国内に住んでいる
  • 投資経験がある
  • 株式信用取引の基本的な仕組みを理解している
  • 預金、有価証券などの資産を300万円以上保有している
  • 金融関係の仕事をしていない

口座開設までどのくらいの日数がかかりますか?

必要書類をSBIネオトレード証券がすべて受領してから、約1週間です。

口座開設が完了すると、転送不要の簡易書留で案内が送られてきます。

信用取引の手数料は無料ですか?

SBIネオトレード証券では、信用取引の手数料が無料です。

どんなに高額の取引でも、信用取引手数料は発生しません。

ただしその他の費用は発生するので、完全にコスト0円で取引できるわけではない点にご注意ください。

SBIネオトレード証券の信用取引は手数料が無料!

ご紹介してきた通り、SBIネオトレード証券は信用取引手数料が完全に無料です。

他にも信用取引手数料が無料の証券会社はありますが、SBIネオトレード証券は金利も低いというメリットがあります。

信用取引のトータルコストをおさえたい方は、ぜひSBIネオトレード証券の利用を検討してみてください。

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