【CFP北野琴奈さんインタビュー】資産運用は自分を成長させてくれる | 株式会社明光トレーディング

【CFP北野琴奈さんインタビュー】資産運用は自分を成長させてくれる

CFPなどの資格を生かして多方面で活躍する北野琴奈さん

金融の知識ゼロから不動産投資を学び、地道かつ着実に資産を築かれる成功者は少なくありません。ファイナンシャルプランナーの北野琴奈さんもそんな一人。投資とは無縁だった会社員時代に、夢を叶えるために不動産投資の勉強をスタート。現在は数十室を保有する物件のオーナーでいらっしゃいます。

「不動産投資・賃貸経営は人との関わりが多いものだからこそ、人生を豊かにしてくれる」と話す北野さん。不動産投資の魅力、お金との賢い付き合い方の提言までインタビューを通して、資産運用にまつわるお話を伺いました。

●大きすぎる夢を叶えるために選んだ不動産投資

――資産形成への意識が高まったのは、いつ頃のことですか?

20代後半ですね。大学卒業後はメーカーで普通の会社員をしていました。そのときに、ファイナンシャルプランナーという資格の存在を知り、興味を持ちました。当時は仕事に活かそうとは思っていなかったのですが、同時期に書籍『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んで衝撃を受けました。ファイナンシャルリテラシーを身につけることの大切さや、資産形成の方法を知ったことで、「私もこれからの人生を見据え、お金との賢いつきあいを考えなくては」と覚醒。そこから、資産運用を真剣に考えるようになりました。

--不動産投資以外の投資は検討されなかったのでしょうか?

じつは、それまで株式投資はしていたんです。でも、性格的に向いていなかったので止めました。値動きがずっと気になり、スマホを頻繁に確認する始末。このままでは本業に支障が出ると思ったんです。それにくらべると、不動産投資は契約した後は、ある程度放置できるところが魅力でした。

――資産運用は何からはじめましたか?

まずは、金融商品ETFの運用と定期預金からはじめました。当時はETFも出て間もない頃で、それと定期預金をしていました。ちょうどネット証券が広まってきた時期で、金融商品の購入が手軽になったタイミングだったので、勉強を兼ねてやってみようと思ったんです。ただ、短期の株取引がうまくいかなかったこともあり、中長期的な視点の大切さを感じました。その中で、安定した運用が期待できる不動産投資・賃貸経営も行うようになりました。

――当時は、どんなことを目的に資産運用をされていたのでしょう?

まだ若かったので“大きすぎる夢”を持っていて、それを叶えることを目的にしていました。具体的に何をするかは決めていなかったのですが、ワインが好きだったので、ワインにちなんだ仕事をしたいなと思っていたんです。なので、資産運用で生活のベースをしっかり整えることができれば、チャレンジできるんじゃないかなと考えました。

――FPの資格取得や投資に挑戦したことによって、変わったことはありますか?

将来のキャリアを考えると、会社員として長く働き続けるのは難しいと感じていました。そこで、30歳で会社員を辞めて独立を決意。それができたのも、FPの資格と投資の経験があったからこそだと思っています。

――不動産投資を始めた頃、大変だったことは何ですか?

いまはインターネットでも情報が充実していますが、私が不動産投資をはじめた頃はマニュアルもありませんでした。情報源は書籍、物件の募集は新聞広告や折り込みチラシ、不動産仲介業者さんに尋ねてみるなど、かなりアナログでしたね。まだ、不動産投資未経験なので、なかなか信用してもらえず上手くいかないことばかりでした。

――不動産投資に不安はなかったのでしょうか?

最初はやはり不安はありました。ただ、最悪どうなるのか、その時対応できるのかどうかを想定しながらシミュレーションさえきちんとしておけば、やみくもに不安がることはないなと、徐々に感じるようになりました。不動産価格は変動の波がありますが、いただく賃料から地道にローン返済をし、持ち続けることができていれば残債も減り、価格が上昇したタイミングで売却することもできます。立地には左右されますが、都心など常時、需要がある地域であれば空室リスクも低いので、リスクは低いのではないかと思っていました。

――オーナーとして、どんなことに気をつけてこられましたか?

他人任せにしないことですね。基本、物件の管理について日常的なことは管理会社さんに任せていますが、責任は自分にあるという意識は持ち続けるべきだと思います。管理状況や空室があるのは、最終的に自分に責任があることなので、管理会社さんのせいにするのではなく、現場でどう動いてもらうのか話し合うことを大切にしてきました。

●若い人にこそ投資にチャレンジしてもらいたい

――不動産投資を選んでよかったと感じる点について教えてください。

金融商品のように、景気の波に左右されない点ですね。毎日ドキドキすることもありませんし、地道に続ければ、やがて自分を支えてくれる確固とした資産になります。株式のようにすごく儲かりはしませんが、インカムゲインによって自分のお金を使わずにローンを返済でき、徐々に残債が減って自分の資産になるわけです。ペースはゆっくりでやり方にもよりますが、やはり不動産投資・賃貸経営は手堅い資産運用だと思います。

――ちなみに、不動産投資に向いているのは、どんな人でしょうか?

コミュニケーションが好きな人は向いていると思います。逆に、嫌いな人はあまり向いていないかもしれません。金融商品はクリックひとつで購入できるので、人と連携を取りながら行うことがないです。ただ、不動産投資・賃貸経営は人の暮らしに関わるので、管理会社の方や入居者の方とのコミュニケーションが生じる場面も少なくありません。面倒くさそうと思われるかもしれませんが、入居者の方に感謝されると嬉しいですし、不動産投資をしてよかったなと思います。

――北野さんは、投資家としてどんなことを心に留めておられますか?

目的・ゴールを考えることを大事にしています。不動産に限りませんが、資産運用が目的になったらダメですよね。お金を稼ぐことを目的にしても、そのお金で何がしたいのか分からなければ豊かな人生とは言えないのではないかなと。「こういう人生を送りたいから、これくらいのお金が欲しい」となれば、不要なリスクを負わなくてもいいのかもしれません。

――まずは、自分を知ることが大事なのですね。

そう思います。儲け話は良いことは聞けても、悪い話は聞こえてこないもの。ひとつの側面だけで、絶対に儲かると思い込むのは違うと思います。それよりも、満足いく人生を送ることにフォーカスして、どれくらいの資産が築ければいのか、冷静に自分に問いかけることが大事なのではないでしょうか。

――人生100年時代、お金との賢い付き合い方がますます必要になりそうですが、どのように感じていらっしゃいますか?

自分の「人生をどう歩むか」ということに、真剣に向き合うことに尽きると思います。一度の人生を悔いなく自分らしく生きるためには、どれくらいお金が掛かるのか、どれくらいの利回りで資産運用すれば達成できるのかを考えていただきたいです。そうしないとリスクを取り過ぎたり、儲かると聞くとすぐに飛びついたりして、取り返しのつかない失敗をすることになりかねません。

――経験を積むためにも、北野さんのように若いうちから投資をはじめた方が良さそうですね。

そうですね。同じ失敗でも、若い頃と年齢を重ねてからではダメージが違います。若いうちなら、失敗を取り返せる可能性も高いでしょうし、いくらでもやり直しができます。さらに、長い目で見れば自分の投資スタンスを確立するためにも、小さければ失敗も経験になると思います。

――確かに、苦い経験は早いうちに済ませた方が良さそうです。

いろいろな経験が、自分なりの投資ルールの確立につながります。でも、60代になり、退職金ではじめての投資をすると、失敗したときに立ち直れない可能性が高くなります。判断の精度を高めるためにも、少額でも良いので、早くからはじめてみるとよいのではないでしょうか。

専務取締役・立花と記念撮影

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